2012年3月29日木曜日

120329 メモ AndroidでPowerAMPを使う時の注意点


PowerAMPは優れた音楽プレーヤーだが、日本語の曲名は文字化けしやすい。

調べた所によると、必要になる作業が

「設定」メニュー
→「高度な設定」
→「フォルダ/ライブラリスキャナ」
→「タグエンコーディング」
から”Default”になっているのを”Japanese(Shift_JIS)”に変更する必要がある。

変更すると、フォルダのフル再スキャンが始まる。


それで直るファイルもあるが、まだ文字化けしているファイルもあるかもしれない。

ネットで調べている限り、そんなに情報は出てこなかったので私の推測になるが、
MP3のID3タグがv2.4で日本語表記のある曲はPowerAMP上で全てアーティスト名が化けてしまうのかもしれない。
そう思ってv2.4が付いているMP3はiTunesのタグ一括変換機能でv2.3のタグに変更したところ、ほとんどの曲が正常に表示されるようになった。



それからiTunesのプレイリストをAndroid端末と同期できる有料アプリ「iSyncr」を使用して、
iTunesのプレイリストを転送出来たとしても、PowerAMPでは表示できない曲がある。(日本語タイトルの曲?)

その場合は、「プレイリスト文字コード変換」という無料アプリを使うことで、
PowerAMPでも読み込みが出来る文字コードに変換することができるようだ。

その後、PowerAMP側で再度フルスキャンをすれば、iTunesと同期したプレイリストの全曲が
文字化けすることなく表示されるようになった。


(これはWalkman Zシリーズでの検証結果です。)

2012年3月23日金曜日

120323 Walkman Zシリーズで映画が見たい。HandBrakeの設定試し中。


備忘録として書いておきます。
(間違っている情報があるかもしれませんし、もっと良い設定があれば教えていただけると嬉しいです。)

タイトルの通り、WalkmanのZシリーズで映画が見てみたいわけです。
ネット上で調べた情報をもとに、リッピング済みのDVDファイルを『HandBrake』という
フリーソフトを用いて変換を行い、WalkmanやiPod touchで見れるかどうか、いくつかの設定を試してみてます。

最終的な結論は一番下に書いていますが、WalkmanでもiPod touchでも見れるように、

・コンテナ:MP4file<MKV Fileではなく。>
・ビデオコーデック:MPEG-4(FFMpeg)<H.264(x264)ではなく。>
・Display Sizeに気をつける。

の3点がポイントなんかなーと思ってます。
上記の3点の設定さえしてれば、効率良く、AndroidでもiOSでもほとんどのデバイスで再生できる動画が作れます。多分。



それでは『HandBrake』の設定に関しての検証です。


【使用するノートPCのスペック】
OS :  Microsoft® Windows Vista™ Home Premium SP2
プロセッサ:Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T7250 @ 2.00GHz 
メモリ (RAM):4.00 GB

【HandBrakeのバージョンと設定】
バージョン:0.9.5

HandBrakeの設定画面でCPU使用率の優先順位決めれる?ので
CLI:priority level:Above Normal(通常以上)に設定。


以上の条件で、設定を変えながら
映画『誰が電気自動車を殺したのか?』のDVDビデオファイルから、
Chapter1~2、約5分半を変換してみて、サイズと所要時間がどうなるのか試します。


①まずは、
『HandbrakeでiPhone4やAndroid向けに動画変換する時、解像度はどれ位が良いの?』という記事を参考に、
プリセットされているiPhone4用の設定をほとんどそのまま変換してみます。

・ContainerはMP4files
・Video CodecはH.264
・「Audio」タブでSourceをEnglish
・「Subtiteles」タブでAddをクリックしてJapaneseを追加し、「Burned In」にチェック。

これで出来たファイルは
サイズ:107MB
所要時間:10:30

元ファイルの2倍近くの時間がかかってしまいました・・・><
元々の映画は1時間半で5.2GBなので、私の計算が間違ってなければ、全部変換すると
サイズが1.8GBでしかも変換に3時間近くかかるってことになるんでしょうか・・・?



②次に一部設定を変更して再度変換してみます。

以下プリセットからの変更点
・「Picture」タブでWidth(幅)を640に下げる。
・「Audio」タブでコーデックをAACの128bpsに下げる。

これで出来たファイルは、
サイズ:81.1MB
所要時間:8:00

となり、さっきよりは容量も時間も抑えられました。
この設定で全て変換したら、おそらくサイズが1.36GB、所要時間が2時間ちょっとですかね。





③次に上記②の条件からビデオコーデックだけを変更して再度変換してみます。
【変更点】
・「Video」タブでコーデックをH.264からMPEG-4(FFMpeg)にする。

ここでConstant Qualityはデフォルトのまま?(QP12)にしてみるとかなり荒いファイルが出来てしまったので
②で作ったファイルと同じサイズにするため、Target Sizeで「81.1」と設定してみます。
要はH.264とMPEG-4(FFMpeg)の変換速度の違いを見てみたいわけです。

その所要時間なんと・・・1分10秒!!サイズはほぼ狙い通りの80.7MB。
H.264の時の8倍近い変換速度です。
画質の差。。。そんなにあるのかな?



④:次にH.264とMPEG-4(FFMpeg)を同ビットレートで変換速度を比較してみます。まずはMPEG-4(FFMpeg)。
【変更点】
・「Video」タブのQualityでAvg Bitrateを1500kbpsに設定。

所要時間は③の時と同じくほぼ1分10秒、サイズは63.9MBになりました。
それにともなって画質ももちろん荒くなっていました。




⑤:次に④と同じく1500kbpsに設定した状態で、H.264の変換速度を調べます。
【変更点】
・「Video」タブのVideo CodecをH.264に設定。

所要時間は7分40秒、サイズは63.3MBになりました。
やはり変換速度はH.264よりMPEG-4(FFMpeg)の方が7~8倍ほど速いようです。(私のPCでは。)




もちろん変換速度なんて速いほうがいいのですが、あと問題なのは画質の差です。
上記の①~⑤をウォークマンZシリーズに入れて見比べてみました。

①のファイルはやはり鮮明で綺麗に見えました。
それ以外の②~⑤も①に比べたら少し荒くなった?ような気はしましたが、明らかな差は感じられず。
さらに同程度のサイズで作ったH.264とMPEG-4(FFMpeg)でもそんなに差は無いように感じました。




【結論】
よって私は、変換速度が明らかに速いMPEG-4(FFMpeg)のビデオコーデックを使うことにします。
H.264は変換に時間がかかりすぎで、その割に綺麗という感じもしなかったからです。

設定メニューに関して、iPhone4用のプリセットから変更した点は下の通り。

<Picture>
Width:608
Anamorphic:Loose
Modulus:16
Display Size:714×400

<Video>
Video Codec:MPEG-4(FFmpeg)
Flamerate(FPS):Same as source
AVG Bitrate(kbps):1500

<Audio>
Audio Codec:AAC
Mixdown:Stereo
Bitrate:128


この設定で作ったファイルは最終的にサイズが1.03GB、変換所要時間は20分ほどでした。
ちなみに上記の設定で作った動画ファイルはIS01でも4th iPod touchでも再生出来ました。






DVDを携帯端末で見れるようにするまでの私自身の手順は、

①レンタルしてきた映画DVDを、フリーソフト「DVD Decrypter」を使ってFILEモードでハードディスクに取り込む。
②上記で取り込んだDVDファイルをフリーソフト「HandBrake」を使ってMP4に変換する。

の以上です。

個人で楽しむ分には著作権なども問題無いかと思います。
グレーな部分なのかもしれませんが、あくまで自己責任で。

この内容書いたのは備忘録としてです。